■ 4/29まで 美麗なるプラナカンビーズ刺繍の世界
■美麗なるプラナカンビーズ刺繍の世界が【銀座】で開催
4月25日(水)~29日(日)まで、銀座レトロギャラリーMUSEEで「美麗なるプラナカンビーズ刺繍の世界」の展覧会へ行ってきました!
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美麗なるプラナカンビーズ刺繍の世界〜世界最小ビーズで紡ぐ、プラナカン伝統文化〜 | 銀座レトロギャラリーMUSEE|GINZA-MUSEE_KawasakiBrandDesign
≪施設情報≫
東京都中央区銀座1丁目20-17
1Fには、今回の主宰者 田中寛子さんをはじめとした方々が製作されたプラナカンシューズがずらり。もう本当に緻密なビーズが美しい。1つの靴で使用するビーズ(1mm前後)は20,000個、製作期間は半年から1年かかって仕上げられる手間暇も心もこもっている作品。それを聞くと、なかなか靴としての使用をためらわれます…。
その説明を聞く前に「今回、靴の販売はされていないのですか?」という質問をしてしまった私は恐らく非常識な質問をしてしまったと後ほど反省…。市場で見かけなくなった希少なビーズを集め、再生産をし、プラナカン伝統手法・モチーフを活かしたこのプラナカンシューズは、商業的なものではなく、美術・芸術「作品」でした。
製作期間1ヵ月程の手のひらに入るミニサイズのプラナカンシューズも。型が小さい分、さらに製作技術が必要だそうです。
2Fにはプラナカン文化やプラナカンビーズの説明や、希少なアンティークコレクションも展示されています。(撮影禁止)
プラナカン文化とは…
プラナカン文化は16世紀頃、欧米列強の統治下にあったマレー半島に渡った中華系子孫たちが貿易等で成功を収め、西洋と中国、東南アジアの文化風習が混ざり合い誕生した独特の文化です。(展示会ポストカードより)
「 当時、美しいプラナカンビーズ刺繍を製作した娘をお嫁さんに迎えることは家族や嫁ぎ先の家族にとっての誇りであり、デザイン・配色の良さでセンスがわかる。そしてその緻密で繊細なプラナカンビーズ刺繍は、忍耐強い女性であることを証明したといわれる。」というような説明パネルを見て思う。もし私が、その当時のプラナカンの娘であったなら、不器用+忍耐の無さで嫁に行けなかっただろうな…と。
シンガポールへ行かれた際は、ぜひプラナカンミュージアムにも。
29日(日)まで開催されているので、銀座にお立寄りの際は、ぜひ行ってみてください!入場料無料です。プラナカンビーズを体験したい方におすすめのプラナカンビーズの刺繍キットも販売しています。素敵なカレンダーも配布しています。