シンガポールホーカーマニア|新嘉坡熟食中心狂

実食済!シンガポールローカルフードについて語ります。

■ シンガポールで食べないと後悔するミーって?

■麺料理天国シンガポール

シンガポール料理を語る上で麺料理は欠かせません。シンガポールではっと気付いた時には、毎食麺を食べている事も。

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チャイナタウン・コンプレックスの市場は、中国料理の食材が豊富という事でチャイナタウン・コンプレックスの市場へ!中国系市場のチャイナタウン・コンプレックス、インド系市場のテッカセンター、マレー系市場のゲイランセライマーケットが有名。それぞれ市場とホーカーが施設一体となっていて、その国で使われている食材やお供え物・洋服なども売られているので、それぞれの文化や生活スタイルがありありと見て取れるのが面白いです。

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ビニール袋でバラエティー豊かな麺が売られています。

≪店舗情報≫ 

チャイナタウンコンプレックス

335 Smith St, Singapore 050335

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様々な種類の麺の味を確かめつつそれっぽく撮影。それも深夜のホテルで。1人盛り上がる私。何度も撮り直しを命ずる私に付き合わされる後輩。「早く寝たいのに、カメラアングルにこだわるなよ。」という心の声が聞こえてきますが無視します。様々な麺の種類とその麺を使っている料理と行って間違いなし!のお店のまとめ。

 ■麺仔|ミーキア

小麦粉、卵、かんすい。一般的なラーメンよりかなり細目のちぢれ麺。この麺仔|ミーキア(香港麺と呼ぶことも)食感もコシがあって固め。日本人が好きな麺タイプなので、絶対におすすめ。

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--油雞麺|ソイソースチキンヌードル

チャイナタウンコンプレックスからも近いチュイキーヌードルハウス。日本人のツーリストにも人気のお店。甘めの醤油ベースのたれで鶏を炊いてます。

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ごはんや麺と一緒に食べるチキンの料理(ごはんは海南鶏飯|シンガポールチキンライス)と巷で言われるものって大きく分けると3種類あって、「白雞」・「燒雞」・「油雞」と看板やメニューに記載される。日本人が感覚的に料理方法を想定する漢字や英語とはちょっと異なっていて…

白雞=スチームチキン(実際は「蒸」じゃなくて「茹」)

燒雞=ローストチキン(実際は蒸し焼きや炙り焼きじゃなくて「揚」)

油雞=ソイソースチキン(油で揚げているかと思いきや、醤油の「茹」)

だったりする。日本にウィーナムキーがオープンする時も、このあたりのメニューを日本によせるか、シンガポール現地によせるか、どう記載するのがベストかは結構迷った記憶があります。

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白雞=スチームチキン、燒雞=ローストチキンが定番と言われていますが、油雞=ソイソースチキンは甘い醤油だれがミーキアに絡み合って美味しい。鶏肉もしっとり柔らかくてよく味が染み込んでいます。

 ≪店舗情報≫ 

釗記油雞麵家 Chiew Kee Noodle House チュイキーヌードルハウス

32 Upper Cross Street Singapore 058339

--雲吞麺|ワンタンミー

 シンガポールでミーキアの代表的な料理と言えば、はいこれ。雲吞麺|ワンタンミー。このフェイフェイというお店は「24時間営業」。夜でもいっぱいの人気店。ワンタンミーの人気の高さが伺えます。

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ワンタンミーといえばドライ(スープなし)で食べるのがシンガポールスタンダード。スプーンに入ったチリを麺に絡ませて食します。麺のコシ、チリの絡み具合、チャーシューの甘さが絡んで美味。「飛飛雲吞麺大王」という店の名前、ポップでキャッチ―で個人的に好きです。はくしょん大魔王でも出て来るんじゃないかと。

≪店舗情報≫ 

飛飛雲呑麺大王 Fei Fei Wanton Mee King フェイフェイワンタンミーキング

73 Joo Chiat Pl Singapore 427790

■黄麺|イエローミー

小麦粉、卵、かんすい(卵入っていない場合も)一般的なパスタ位の太さ。食感もちょっとパスタに似ていて太さがあるからかちょっともっちりタイプ。

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 --蝦麺|プラウンミー

イエローミーといえば、シンガポールスタンダードである蝦麺(えびめん)|プラウンミーでまずは食べてほしい。エビ好きな日本人は絶対好きな味。プラウンミーにはまってシンガポール旅行中に2回・3回行く人もいたほど。

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シンガポールは暑いお国柄、麺を食べるときドライ(スープ無し)が人気なのだけれど、蝦麺|プラウンミーに関しては、ちょっと話が違う。プラウンミーはエビと豚肉でスープを作っており、スープにもしっかりエビの旨みがでている。でも、どんどん食べ進んでいくうちに麺の上にのっかているエビからだしがでてくる。(ような気がする。)食べれば食べるほどエビ味が濃くなっていって、最後まで存分に楽しめる。プラウンミーを食べる時はスープありがおススメ。

≪店舗情報≫ 

美芝律大虾面 Beach Road Prawn Mee Eating House ビーチロードプラウンミーイーティングハウス

370 E Coast Rd Singapore 428981

--福建麺|ホッケンミー

イエローミーは、スーパーでホッケンミーという名前で販売されていたりもします。イエローミーといえばホッケンミーという位イエローミー業界では重鎮。

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ビーチロードプラウンミーのそばのお店。ホッケンミーといえばフライドホッケンミーが主流になっていますが、店によっては、汁なしと汁ありもあります。

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日本でいう麺太目の海鮮塩焼きそばという感じでしょうか。ここのホッケンミーは海鮮だしと塩味がきいていて、カラマンシー(ライムの小サイズ)を絞って食べると酸味と甘味がでてまた美味しい。カラマンシーは日本で売っているライムの味と違って酸味もあるのですが、甘味も感じられます。日本でもこのカラマンシーが使いたくて探したんですが、中々見当たらない…。

≪店舗情報≫ 

芽籠29港 福建面 Geylang Lorong 29 Hokkien Mee ゲイランロロン29ホッケンミー

396 E Coast Rd Singapore 428994

■麺薄|ミーポ

小麦粉、卵、かんすい。少し平たい麺。

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 フードコートの料理だからといって侮れないのがアイオンオーチャードのB4Fのフードオペラにあるフィッシュボールヌードルのドライ(汁なし)。ミーポにチリソースがよく絡んで美味。ミーポを使った麺料理は、これと他にはバッチョーミーとかがメジャー。横にあるフィッシュボールスープは魚のすり身や卵白を使ったお団子が入っています。スープに浮いちゃう位フワフワで食感がいい。日本で試作をした事もあるのですが、なぜかスープに浮かず沈む…。フワフワ感がでない…。

≪店舗情報≫ 

Food Opera @ION Orchard フードオペラ

2 Orchard Turn #B4-03/04 ION Orchard, B4-03 Singapore 238801

■叻沙麺|ラクサヌードル

うるち米の米粉。パスタやうどん程長さがなくぶつ切れ。

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ラクサはいっぱい食べましたが、なんだかんだで328が好きです。

ココナッツミルクや干しエビで味付けしたスパイシーなんだけどスイーティーなちょっと他の料理の味とは似ても似つかない「ラクサ」の味。328ラクサにはあさりのようなコックルという小さい貝が入っているのですが、シンガポールの貝にひやひやしながらも、やはり貝が入っていたほうが出汁がでていて美味しい。(貝は注文時にいれる?いれない?を選べます。)ブラチャン(コエビのチリペースト)をまぜると味にさらにコクがでます。

≪店舗情報≫ 

328 Katong Laksa 328加東叻沙 328カトンラクサ

51 E Coast Rd Singapore 428770

米粉ビーフ

うるち米の米粉(とうもろこし粉、サゴヤ澱粉が入っていたりも)

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白ローミー(海鮮だしの餡スープにうどんのような太麺が絡んだ料理)、ローミースー、ビーフーンを看板料理とした莆田(Henghua/Putian:福建省沿海側の中部)をルーツとした莆田料理のレストラン、民衆|ミンチュン。ローカルで行列ができる人気店。

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ここのビーフン、海鮮だしがきいた優しい塩味で口に入れた瞬間ビーフンがほどけていく食感が美味しい。シンガポールではチリが効いた辛めの料理や、ダークソイなどの味濃いめの料理が多いから余計にかも。

≪店舗情報≫ 

Ming Chung Restaurant 民衆 ミンチュン

67 Maude Rd, Singapore 208348

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こちらもローカルで行列ができる店。北エリアにあるので、●●のついでに立ち寄ろうっていう場所ではないのですが、わざわざ行く価値があるお店。

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こちらも海鮮だしがきいている優しい塩味でスープありのホワイトビーフン。ビーフンの食感がよくてスルスル食べれる。パンチがある味ではないので、驚く程の美味しさか!って言われると微妙なのですが、シンガポールで食べると懐かしい味で優しい味でまた来たくなる。ここは、ホームメイドのぶるんぶるんのライムジェリーも美味しい。

≪店舗情報≫ 

White Restaurant 三巴旺白米粉 ホワイトレストラン(センバワンホワイトビーフン)

22 Jln Tampang, Singapore 758966

■粿條クエチャオ

うるち米の米粉。少し平たい。

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 ホンリムマーケットのホーカーにあるクエチャオ屋さん。行列必至。ミシュランやビブグルマンは獲得していませんが、ミシュランガイドにも掲載されています。

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クエチャオはダークソイ(甘めの濃い醤油)で海鮮やもやし、かまぼこなどと一緒に炒めたシンガポールローカルでは人気というよりド定番の麺料理。平麺タイプなので、よくダークソイが絡む。コックルという小さな貝が入っているお店も多く、海外の貝に不信感を持っている日本人の中には敬遠する人も。フライドクエチャオ(チャークエチャオ)って、色とか見ための問題で美味しそうにとれた試しがありません…。ほんっとに写真映えしない…。

≪店舗情報≫ 

Outram Park Fried Kway Teow Mee 歐南園炒粿條麵 アウトラムパークフライドクエチャオ

Blk 531A Upper Cross Street, Hong Lim Market and Hawker Centre #02-17, Singapore 051531

■河粉ホーファン

うるち米の米粉。とにかく幅広。

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ビブグルマン獲得店舗。ここは雷魚でじっくりじっくりだしをとった白濁としたミルク色のフィッシュスープが看板料理なのですが、ちょっと日本人には雷魚慣れしていないので、雷魚の味のクセが強め。

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看板のフィッシュスープもさることながら、このビーフフライドフォーファンが美味。オイスターソースで炒めてあって河粉|フォーファンと言いながらも写真程、麺は太くありません。とろみのあるオイスターが麺と絡み合って美味!

≪店舗情報≫ 

Ka-Soh Restaurant 家嫂 カーソー

2 College Rd, Singapore 169850

■麺線ミースア

小麦粉。日本のそうめんに近いです。原料も小麦粉、塩、水と同じ。肉骨茶|バクテーのお供して有名。

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肉骨茶|バクテーはごはんと一緒もいいけど、ミースアでするする食べるのも定番。

≪店舗情報≫
Founder Bak Kut Teh 発起人肉骨茶餐館 (Hotel Boss)
500 Jalan Sultan, Hotel Boss,#01-09, Singapore 199020